主婦ときどき翻訳者、そしていつでもネコ様のしもべ..

主婦で英日翻訳者、保護猫3匹の母が、トカイナカでの暮らしを綴ります

超適当でも作れるザワークラウト

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ザワークラウト 発酵途中


以前ザワークラウトは店で輸入物を買っていたんですが、店の在庫がない時期が続いた時に試しに作ってみたところ、拍子抜けするくらい簡単だったので、備忘録も兼ねて書くことにしました。

私は怠け者な上に、スマホを持っていないこともあり、台所でふと作ろうと思い立った際、どこかで見たレシピのうろ覚えを頼りにえいやっと作ってしまうことがよくあります。

ザワークラウトは、以前主人が見せてくれたSandor Katz氏(自家製発酵食品で有名なアメリカのフードライター)の動画の記憶を頼りに作りました。

あまりに簡単だったので、味をしめてもう何回か作っていますが、今のところまだ失敗していません。さすがザワークラウト

瓶も熱湯消毒が理想なのでしょうが、それも面倒なので、私は食器洗浄機で「80度洗い」した瓶を自然乾燥して使っています。

Sandor Katz氏の動画はこちら。すごいしゃべってますが、要するにいくつかのポイントさえ押さえておけば、適当でもOKなことが分かります。

www.youtube.com

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一応、私の適当ザワークラウトの作り方も書いておきます

①キャベツを細切りにする(洗わない、芯と皮は別に取っておく)

②キャベツ(中~大)半分につき約大さじ1杯のにがり塩を入れて、上の動画のようにキャベツの繊維が壊れ、水分が出てくるまで手でモミモミする

③瓶につめてキャベツの外皮を上にかぶせ、キャベツの芯で下に押さえつけるなどして、ざく切りキャベツが空気に触れないようにし、オーブンペーパーで瓶に蓋をして輪ゴムで止める(瓶の蓋をした場合は、毎日蓋を空けてガス抜きする必要があります)

④3-4日ほど常温で放置(室温25度の場合)

⑤表面にブクブク泡がでてきたら冷蔵庫に入れる

キャベツの塩もみが作れる人なら誰でも作れるくらい超簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!

 

 

超簡単-フキの味噌和え(レンチン&砂糖なし)

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ふきの簡単味噌和え

庭に生えている蕗で蕗味噌をつくりました。昔は鍋でゆでた後に皮をむいていましたが、皮をむくのは火を通す前の方が簡単なんですよね。

作り方をご紹介します。

蕗:中細10-15本程度

甘めのこうじ味噌:大さじ1-2(マルコメの麹美人がおすすめ)

すりごま:お好みで

 

①蕗の茎の皮を手で剥ぎます(爪を立てて、上から下にすーっと細長く向いていく感じ。だいたいとれればOK)

②茎を一口サイズに切ります

②耐熱容器に入れて、水をひたひたに入れます(入れすぎない)

③レンジで蕗と水が熱くなるまで加熱します(5-8分くらい)。堅さを確認してちょっと堅いようなら、庫内に2-3分おいておきます。

④レンジから出して、耐熱容器の中の水を捨て、再度水を入れて2-3分おき、水を捨てます(これであく抜きになります)

⑤麹味噌と和えて、すりごまをかけます

フキのあく抜き方法は、村上祥子さんの「電子レンジレシピ100」のほうれん草の調理方法からヒントを得ました。結婚したてで、仕事がとても忙しくて、料理のレパートリーがマンネリ化していた時、この本にはずいぶんと助けてもらいました。基本を押さえれば自分でアレンジもできるようになりますので、興味のある方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

虫歯にならない方法と歯医者さんの選び方(備忘録)

歯医者さんが苦手なので、片っ端から歯医者さんが書いた歯に関する本を読みあさったことがあります。

 

私は庶民なので、保険の範囲内が基本ですが、 一部の保険治療は治療した隣の歯が悪くなるだとか、歯医者の腕もいろいろだとか、インプラントはいいとか悪いとか...いやーほんとうにいろんな意見があるものですね~。

 

とはいえ共通する部分もあり、乱読の結果、大金を掛けなくても歯のためにできることをまとめてみました。よろしければご参考にどうぞ。

①歯磨きの仕方に注意する

 ->歯の表面をこすりすぎない(すり減るため)

 ->タフトブラシ、歯間ブラシ、フロスなどを使って歯間の歯垢を取る

②唾液を大事にする

 ->唾液には悪い菌をやっつける働きがあるので、舌先で歯茎の周りをなでて唾液の分泌を促すと良い。

③なるべく口呼吸しない(特に就寝時)

 ->口が渇くと雑菌が増えるから

④時々歯石を取りに行く

⑤ストレスを溜めない

 ->唾液量が減るため

 

1番興味深かったのは、歯の歯垢や歯石をちゃんと取ると、鼻づまりなどいろいろな不調が治るというもの(『あなたの人生を変えるスウェーデン式歯みがき──1日3分・ワンタフトブラシでお口から全身が健康になる! 』)。花粉の時期が終わったはずなのに、明け方の鼻づまりで悩んでいた私は、早速タフトブラシ・歯間ブラシ・フロスを買ってきて丁寧に歯磨きしたところ、本当に数日で鼻づまりが治ったので驚きました(まー、気のせいかもしれないけど、歯はきれいなのに超したことはないですもんね)

 

あと、よい歯医者さんを見分けるポイントとして、覚えておくといいなと思ったのは

①極力歯を抜かない

 ->抜かなくても治療できる技術を持っているか

②歯磨き指導をしているか(大人に対しても)

③唾液や生活習慣の聞き取りを通して、患者の虫歯になりやすさを判定する検査をしているか

④治療の内容を事前に伝えるか

 ->治療用椅子の上で(断りにくい状態で)治療方針を伝えるのでなく、ちゃんと机をはさんで対等な状態で説明し、了解をとってから治療を始める

というもの。

 

なお、私はフロス愛用者でして、おかげでここ数十年ほどは虫歯らしい虫歯にはなっていませんが、一応近隣の歯医者をリサーチしたところ、やはり歯を抜かないことを治療方針にしている歯医者さんが居ました。

私たち一般人も便利だからとか近いからだけでなく、良心のある歯医者さんを選ぶように心がけて、歯医者さんのレベルが自然と上がっていくといいですね。

 

 

超スピード社会から一旦距離を置いて、頭と心をすっきりさせませんか?...若い方への太極拳のススメ

競争社会で疲れている、運動したいけど「ヘイ、パス!」みたいな集団行動はどうも苦手、情報過多の頭の中をすっきりさせたい、お金や時間がなくてスポーツクラブに通えないなどなど、ストレスが自分の健康を脅かしていることは分かっているけれど、なかなか行動に移せるもんじゃないですよね。

最後に周囲の音に耳を傾けて、ゆっくりと深呼吸したのはいつですか?呼吸って免疫とも関係あるって聞いたけど、ただ深呼吸なんてできないよ、っていう方も多いのではないでしょうか。

「早くて、すぐにできるようになった人が勝ち」みたいな価値観がもてはやされている昨今ですが、太極拳はその対極(ダジャレのつもり)にあります。太極拳は「ゆっくり、時間を掛けて学び、人と張り合わず続ける」という思想が根底にあるので、競争が苦手で、運動音痴の人こそ、向いていると思うのです。

 

初心者の私が偉そうに言えた立場ではありませんが、上手い、下手はこの際忘れさせてください(あくまで健康のためなんで(^^;))。私は太極拳を始めてから、落ち込むことが減り、事故の後遺症だった肩の痛みが消えました。あと、関係ないけど、カタい瓶の蓋を気の力を利用して開けられるようになりました(ほんまかいな)。


一般の方々が練習しているのは、主に簡化太極拳(24式)のようですが、そのほかにもたくさんの型が含まれているもの、剣を使うもの、扇を使うものなど多種多様です。なお私が勉強しているのは、楊名時先生が簡化24式太極拳を日本人向けにアレンジした楊名時太極拳です。

 

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若い方は、陳式太極拳や48式太極拳などを動画サイトでご覧になってみるのもよいかと思います。イメージがちょっと変わるかもしれませんね。

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教室に通って一度教えてもらうのが一番ですが、動画サイトやDVDなどでも学ぶことはできるので、生活の一部として、取り入れてみてはいかがでしょうか(^^)

 

 

 

 



日よけ、おやつ、そして猫様の娯楽を兼ねた生命力抜群の木イチゴ~『モミジイチゴ』

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このオレンジの実がなる木イチゴとの出会いはかれこれ十数年前。直売所で「木イチゴ」と書いてある一本の苗が売れ残りで安売りしていたので買って植えたのが始まりです。引っ越した先にも移植したところ無事に根がついて、今や我が家の庭のあちこちが木イチゴのミニジャングル状態になっています。

 

増え方はというと、元の木イチゴの木から数センチ離れたところから新しい苗木がニョキニョキ勝手に生えてきます。剪定しないと横に広がっていく上に、我が家の庭は日当たりがめちゃくちゃいいので、数年でジャングル状態に。冬は落葉するため、私は自分の仕事部屋の窓際に植えて、夏の「緑のカーテン」代わりにしています。5月にして既に部屋が薄暗いのがちょっと残念ですが(^^;)、真夏には大変重宝するので、切らないでおいています。

 

5月末頃になると写真のようなオレンジの実がつき、私は庭に出る度におやつがわりに頬張っています。窓際にヒヨドリなどが食べに来ると猫が見て大興奮するので1石4鳥(鑑賞用+日よけ+おやつ+猫の娯楽)です。我が家のようにデカくなりすぎるとちょっと邪魔ですが、たまに枝を切るくらいで手入れはほぼ不要なので、怠け者の私にはありがたいです。

 

この木イチゴは、葉の先がモミジのように割れているのでモミジイチゴというのだそうです。バラ科ですが、モミジイチゴにはトゲがありません。

 

品種改良されていない山野草ということもあり、実はあっさりした甘い味。酸味はほとんどありません。ジャムとして食べるには一工夫必要で、普通に煮込むとプツプツの部分がモサモサな食感になっていまいちなので、マメな方はザルで漉して果汁の部分だけをジャムにされるそうです。私は面倒くさがりなので、今のところ季節限定のおやつとして楽しんでいます。

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